エンジンを止めれば車内はすぐ蒸し風呂。かけっぱなしは騒音とマナーの問題。かといってポータブルクーラー一式は15万円——夏の車中泊の「眠れない夜」を、¥17,800で終わらせる人が増えている
「去年の夏、道の駅で仮眠をとろうとして、結局ほとんど眠れませんでした。エンジンを止めると車内の温度がぐんぐん上がる。かといって一晩中かけっぱなしにするのは、周りの車のことを考えると、どうしてもできなくて」。そう話すのは、軽バンで東北を回る松本さん(42歳)。車中泊歴6年のベテランでも、夏の夜だけは毎年つまずいてきた。
手がないわけではない。コンプレッサーを積んだ可搬型のクーラーを載せればいい——ただし本体だけでは動かない。数百W規模の消費電力を賄うために大容量のポータブル電源が別途必要になり、一式そろえると15万円前後に達することが多い。本体重量も、排気ダクトを車外へ逃がす取り回しも、年に数回の車中泊のために背負うにはいささか重い。
では扇風機はどうか。こちらは価格の問題こそないが、原理的に空気を冷やす機能を持っていない。車内にこもった熱い空気を、そのままかき回しているだけだ。「風は当たるのに涼しくならない」という感覚の正体はここにある。
エンジンはかけられない。扇風機では涼しくならない。ポータブルクーラー一式は大がかりすぎる。この三方ふさがりを一台で抜ける道具として、いま車中泊ユーザーの間で注文が集まっているのがAOMIYA Cooler(アオミヤクーラー)だ。
※ 電気代は1kWhあたり31円(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)として、1日8時間・30日使った場合を計算しています。実際の料金は電力会社・契約プラン・使用状況により異なります。ポータブルクーラー一式の価格は各社の公表スペックおよび販売価格を編集部が整理しためやすです。
コンプレッサーを積んだ可搬型のクーラーは、確かによく冷える。ただし車中泊で使おうとすると、本体を買うだけでは完結しない。消費電力が数百W規模になるため、それを一晩賄える大容量のポータブル電源が別途必要になり、本体と合わせた総額は15万円前後に達することが多い。加えて本体重量、そして排気ダクトを車外へ逃がす取り回しの問題が残る。「年に数回の車中泊のために」と考えたとき、この規模の投資と手間に踏み切れない人は少なくない。
道の駅やRVパークでは、夜間のアイドリングを控えるよう求める掲示が一般的になっている。理由は、音と排気、そして同じ場所で眠るほかの利用者への配慮である。「エンジンをかけたまま眠る」という選択肢は、いまや現実的とは言いにくい。結果として、エンジンを切った車内で夏の夜をどう越すか、という問題だけが残ることになる。
「首かけ扇風機もネッククーラーも試しました。でも扇風機は結局そのへんの空気を動かしているだけで、暑い日は暑い風が顔に当たるだけなんですよね。ネッククーラーは保冷が切れたら、ただの輪っかになる。どちらも日中はまだしも、寝るときには間に合いませんでした」
— 宮城県・松本さん(42歳)|軽バン・車中泊歴6年夏の車中泊には、3つの「行き止まり」がある
本体だけでも相応の価格帯になるうえ、これを一晩まわすための大容量ポータブル電源が別立てで要る。両方そろえた総額は15万円規模から始まる、というのが編集部の見立てだ。しかも買って終わりではなく、出発のたびに重い機材を積み、排気ダクトを取り回し、帰れば充電する——この手間が毎回ついてくる。
電気代は1kWhあたり31円、1日8時間として計算しためやすです。
一式15万円か、¥17,800か——「寝床のまわりだけ」という考え方
発想を変えたのが、この一台の立ち位置だ。車内の空気を丸ごと冷やそうとしない。狙うのは、寝袋の枕元、チェアの手元、テーブルの端——つまり人がいる場所のまわりだけ。冷やす範囲を絞ったからこそ、消費電力は15Wに収まり、コンセントも工事も要らなくなった。
本体は幅332×奥行101×高さ108mm、重さ約1.05kg。充電式のコードレスで、内蔵する電池は6,000mAh。給電はUSB Type-C。ふだん持ち歩いている充電池からでも、車のシガーソケット用アダプターからでも動かせる。電源サイトが満枠でも、区画に電源のないサイトでも、車を降りてテントに移っても——置き場所を選ばない。
軽バン・ミニバンの車内で
シートを倒した寝床の足元や枕元に、置くだけ。エンジンを切ったままで動くので、アイドリングの心配がいらない。車種を選ばず、荷室の隅に収まる。
テントの中で
電源サイトが取れなかった夜も、内蔵の電池と、手持ちの充電池でまかなえる。マットの脇に置けば、寝る場所のまわりに涼しさが届く。
タープの下・チェアのそばで
昼間の設営後や、炭火のそばで。キャンプテーブルの隅に据えておくと、座っている位置の手元がひんやりする。約1kgだから持ち運びも苦にならない。
帰り道の後部座席で
走行中は車載のUSBアダプターにつないだまま動かせる。エアコンの風が届きにくい後席にも、涼しさを置いておける。
「半信半疑でした。¥17,800でどうにかなるなら苦労してないよ、と。ただ実際に軽バンの寝床の枕元に置いてみると、扇風機のときとは風の質が違う。ミストと一緒に届くので、当たっている面がちゃんと冷たいんです。エンジンを切ったまま朝を迎えられたのは、正直はじめてでした」
— 宮城県・松本さん(42歳)|軽バン・車中泊歴6年定格消費電力15W。1日8時間、30日間使ったとして15W×8h×30日=3.6kWh。1kWhあたり31円で計算すると1ヶ月およそ110円、1時間あたりにすると約0.5円になる。ポータブル電源の残量を睨みながら使う機材とは、そもそも気の遣い方が違う。
「水を入れた扇風機」とは、仕組みから違う
冷風機というカテゴリには、正直なところ評判のよくない前例がある。「冷風機や冷風扇は気休めだ」という声は、実際よく見かけるものだ。その多くは、濡れたフィルターに風を当てているだけの製品を指している。風は湿るが、空気そのものは冷えていない。
AOMIYA Coolerの構造はそこと分かれる。密閉タンクの水を超音波式のアトマイザーが微細なミストに変え、同時に半導体冷却プレート(ペルチェ素子)が通過する空気を冷やす。濡れたパッドを風で乾かす方式ではなく、空気そのものに手を入れてから送り出す設計だ。フロンガスは使用していないため、小さな子どもや犬猫の近くでも扱いやすい。
冷やしたいのは、誰もいない車内やテント全体だろうか。それとも、いま眠ろうとしている自分のまわりだろうか。この一台は後者だけを引き受ける。役割を絞ったことが、価格と消費電力とサイズのすべてに効いている。それが、AOMIYA独自の三段階冷却設計「瞬冷トリプルコア」だ。
- 冷却プレートは連続運転ではありません。5分運転・10分停止をくり返す周期で動く設計です。「ずっと冷え続ける」機械ではありません。
- 内蔵バッテリーの残量が30%を下回ると、冷却プレートは停止します。風量も制限されます。長く使う夜は、モバイルバッテリーからの給電を推奨します。
- 本体は水洗いできません。前面グリルは取り外して水洗いできますが、本体は乾いた布で拭いてください。
- タンクを外したまま運転すると、約3分で冷却が止まります。安全のための設計です。
- 空間全体を冷やす機械ではありません。エアコンでもポータブルクーラーでもなく、身の回りを冷やすパーソナル冷却機です。
運転音についても触れておきたい。編集部が確認した範囲では、購入者から「受験生の勉強机に置いても気にならなかった」という声が寄せられている。ただしメーカーは騒音値を公表していないため、ここでは具体的な数値を挙げない。夜間の静けさが最優先という方は、返金保証の期間内にご自身の環境で確かめていただくのが確実だ。
車の外でも——テント、タープ、電源のないサイトで
この一台は車中泊専用というわけではない。約1.05kgでコードレスだから、そのままテントに持ち込める。電源サイトが取れなかった夜こそ、内蔵バッテリーで動く道具の出番になる。フリーサイトでも、林間サイトでも、川沿いのデイキャンプでも、置き場所の条件が「コンセントの近く」から外れる。
「ソロだと積める量が最初から決まっているので、大きな機材は検討の土俵にすら乗りません。標高でごまかすのにも限界があって、去年は眠るのを諦めて明け方に運転席へ戻った日もありました。これはザックの脇に挿して運べるサイズなので、荷物の計算が狂わない。マットの横に置いて、顔の高さに風が来るようにしています」
— 栃木県・井上さん(39歳)|ソロキャンプ歴9年・装備は積載優先年に数回しかキャンプに行かない人ほど、専用機材の購入はためらわれる。この一台が選ばれている理由のひとつは、使わない季節と場所がないことだ。サイトで使い、車の寝床で使い、帰宅後は火を使うキッチンや寝室で使う。「キャンプ用品」という棚に置きっぱなしにならない。
ポータブルクーラー+ポータブル電源で見積もったら16万超えて、そっと画面を閉じた人間です。年5回くらいの車中泊にその金額は出せない。これなら試せる金額。
道の駅でアイドリングしてる車、正直まわりからかなり嫌がられてる。自分はやりたくないので、エンジン切ったまま使えるものを探してました。これは条件に合う。
電源サイトが予約で埋まってるの、毎年のことなんですよね。フリーサイトでも使えるかどうかが自分にとっては全部。手持ちの充電池で動くならありがたい。
冷風扇は気休めって聞いてたので警戒してたけど、濡れフィルターに風当てるタイプじゃないのね。ペルチェで空気側を冷やすなら納得はいく。90日返金なら試す。
家族でキャンプ行くと後部座席がとにかく暑い。走行中も使えるって書いてあるのが決め手でした。帰ってから家でも使えるのがいちばん現実的。
「今日注文する」に足る、3つの根拠
電源サイトの数は施設ごとに限られており、夏の週末は早い段階で埋まる。標高の高いサイトを選ぶという回避策も、近年の夏はそれだけで足りるとは限らない。「電源がある前提」で装備を組むほど、選べるサイトは狭くなる。電源を前提にしない道具を一つ持っておくと、行き先の自由度がそのまま広がる。
可搬型クーラーと大容量ポータブル電源を組み合わせる構成は、資材費と電池価格に支えられた価格帯で、大きく下がる材料は見当たらない。「来年また考える」を繰り返すと、その間の夏はすべて対策なしで越すことになる。今年の夏はもう始まっている。
出所:各社の公表スペックおよび販売価格を編集部が整理50%OFFの特別価格と無料ギフト特典は本日23:59で締切。期限を過ぎると通常価格¥35,600での販売に戻り、まとめ買いセットにも同じ締切が適用される。今週末の予定が決まっている人ほど、迷っている時間が惜しい。
※ 表示価格・在庫・特典は予告なく変わることがあります。AOMIYA Cooler ¥17,800(税込・全国送料無料)
今年の夏を我慢して越すか、今日変えるか
寝返りを打ちながら朝を待った時間を思い出してほしい。
一式の¥150,000と、¥17,800。電卓を出すまでもない。
——本日23:59までの特別価格
無料ギフトの内容・カラーは公式ストアでご確認ください
※ 消費電力の比較について:AOMIYA Coolerの定格消費電力15Wは、6畳用エアコン(冷房能力2.2kW・定格消費電力440W)と比べておよそ30分の1にあたります。用途・冷却範囲が異なる製品どうしの消費電力の比較であり、冷却性能の比較ではありません。電気代は1kWhあたり31円、1日8時間として計算しためやすです。
- 冷却方式
- 半導体冷却プレート+超音波式ミスト
- 定格消費電力
- 15W / DC 5V⎓2A
- 電気代めやす
- 1時間 約0.5円(試算)
- 内蔵電池
- 6,000mAh(充電式)
- 電源
- USB Type-C充電・給電
- サイズ
- 幅332×奥行101×高さ108mm
- 重量
- 約1.05kg
- 風量
- 3段階
- 冷媒
- フロンガス不使用
- 保証
- 90日間返金保証
読者からよく届く質問
電源のないサイトや、エンジンを切った車内でも使えますか?
ひと晩ずっと動きますか?
冷風機は気休めだと聞きました。扇風機と何が違うのですか?
ミストで寝袋や荷物が濡れませんか?
テントの中や車内を、丸ごと涼しくできますか?
手入れは大変ではありませんか?
走行中に後部座席で使えますか?
合わなかった場合はどうなりますか?
軽バンで車中泊しています。エンジンを切ったまま使えるのが全てでした。道の駅でアイドリングするのが本当に嫌だったので。枕元に置いて寝ています。
電源サイトが取れなかった日のために買いました。手持ちの充電池につなげば足りるので、フリーサイトでも困りませんでした。ソロなので1kgちょっとは助かる。
テント内で使用。扇風機とは明らかに違って、当たる風がちゃんと冷たいです。水の補給は時々必要ですが、それ以外は不満なし。冷却が周期的に止まるのは説明どおりでした。
家族でキャンプに行くとき、後部座席用に買いました。車のUSBアダプターにつないだまま走行中も動かせるのが決め手でした。帰ってからは寝室で使っています。
可搬型のクーラーと最後まで迷いましたが、積載と価格、それに電源の確保まで数えるとこちらでした。空間全体は冷えませんが、そもそも寝るときの顔まわりが涼しければいいので。
キャンプ用に買ったのに、結局いちばん使っているのが自宅のキッチンです。夏場は火を使うと本当に暑いので。年に数回のための買い物にならなかったのがよかった。
今年の夏は、そのどれも選ばなくていい。