子ども部屋のエアコンを買う前に。「部屋は涼しいのに、子どもだけ汗びっしょり」——元・家電量販店の空調担当が、売り場では最後まで聞かれない“ある質問”を明かした
「エアコンはちゃんとつけているんです。部屋も、私が入ると涼しい。それなのに夜中に見にいくと、前髪が全部おでこに貼りついていて」。都内で小学2年生の息子を育てる三宅さん(36歳)は、去年の夏をそう振り返る。
やることは決まっていた。設定温度を1度下げる。それでも寝返りが止まらない。もう1度下げる。すると今度は、隣で寝ている下の子と夫が寒がりはじめる。
扇風機の向きも何度も変えた。首振りを止めてベッドへ向け、風量を上げ、位置をずらした。風は増えた。子どもの背中は、朝になるとやはり湿っている。
「シーツに触ると、背中のところだけ温かいんです」と三宅さんは言う。部屋は冷えている。子どもだけが、冷えていない。
そして今夜も、やることは同じだ。設定温度を下げ、扇風機の位置を変え、夜中にもう一度、子どもの背中を確認する。問題の場所が変わらない限り、この調整は明日も繰り返される。
店で必ず聞かれるのは「何畳ですか」。親が本当に知りたかったのは、別のことだった
家電量販店で空調(エアコン)売り場を10年担当していた男性に話を聞いた。現在は退職し、AOMIYAの広告にも出演している。その立場を明らかにしたうえで、売り場の実際の手順を語ってもらった。
手順そのものは、彼の言葉を借りれば「まっとうそのもの」だという。子どもが暑がっている、と親が相談に来る。担当者はまず部屋の広さを聞く。次に畳数に見合った能力の機種を絞り、室内機を掛けられる壁、室外機を置ける場所、配管の距離、電源、工事の日程、追加費用を順に確認していく。
「あの流れで選べる機種は、まず間違いません」と彼は言う。部屋の温度を管理する機械を選ぶという目的に対しては、正しい手順だからだ。
だが、と彼は続けた。その手順の中に、一度も出てこない質問がある。
「私たちが選んでいたのは、“部屋を冷やせる機種”でした。でも——その子は、部屋のどこで汗をかいているのか。そこまで聞いたことは、ほとんどありませんでした」
— 元・家電量販店 空調(エアコン)売り場 担当(10年)部屋の広さ、機種の能力、室内機を掛ける壁、室外機の置き場所、配管の長さ、電源、工事日、追加費用——ここまでは必ず確認される。一方で、子どもがその部屋のどこで寝ているのか、机がどの壁にあるのか、その位置に風が届いているのかを確認する手順は、標準的な接客の中に存在しない。畳数は部屋の情報であって、子どもの居場所の情報ではないためだ。
同じ部屋にいても、親と子が感じている暑さは同じとは限らない
問題は「部屋の温度」ではなく、「子どものいる場所」に残っていた
エアコンは部屋全体の空気を扱う機械だ。ただし、冷えた空気が部屋の隅々へ均一に配られるわけではない。吹き出し口からの距離、風の向き、家具や壁の位置によって、届き方には差が出る。ベッドや学習机が風の通り道から外れていれば、その一角だけが取り残される。
さらに、体が接している面がある。マットレス、チャイルドシート、座面。子どもの背中は、そこに熱を預けたまま眠っている。
親が立っている場所には風が届き、子どもが寝ている場所には届いていない。この状態を、本記事では「冷気の死角」と呼ぶことにする。専門用語ではない。売り場では扱われてこなかった、居場所の問題を指すための言い方だ。
部屋全体が暑いなら、エアコンが要る。それでも子どもだけが暑いなら?
エアコンを買うな、という記事ではありません。部屋が暑いならエアコンが正解だ。この記事が扱うのは、その先に残る一か所の話である。
必要なのは「小さなエアコン」ではなく、子どもの場所に合わせられる冷却だった
前出の元担当者に、その一か所を埋める道具に必要な条件を挙げてもらった。
その条件で行き着いたのが、近距離の冷却に特化した「AOMIYA Cooler」だった
幅332×高さ107mm。ベッドサイドのテーブル、学習机の端、車の座席まわりに置ける大きさで、充電式のコードレスだ。
役割は最初にはっきりさせておく。これは6畳を冷やす機械ではない。部屋の温度を管理する機械でもない。子どもがいる場所の、すぐそばの空気を冷やすための道具である。すでに部屋は冷えているのに一か所だけが残る——そういう状況のために作られている。
「結局、扇風機と同じでは?」——ここがいちばん多い質問だった
もっともな疑問だ。「エアコン並みに冷えると思って買ったけれど、扇風機とそれほど変わらなかった」という感想は、この種の製品にずっとついて回ってきた。違いは、送る前に冷やしているかどうかにある。
扇風機が動かしているのは、その部屋にある空気そのものだ。室温が30℃なら、当たっているのは30℃の風になる。AOMIYAは、風になる前の水を冷やしてから送り出す。
この「約30cm」という条件を、読み飛ばさないでほしい。これは近距離のための道具だという一点が、この製品の性格をほぼ説明している。部屋の反対側に置いて効かないと言われれば、そのとおりだ。次章はその話である。
「何畳か」ではなく「どこに置くか」。ベッド・勉強机・後部座席
畳数という基準を外したなら、代わりの基準を出さなければ意味がない。実際の使用でこの製品の評価を分けているのは、部屋の広さではなく置き場所だ。
ベッド
枕の高さかそれよりやや上、頭のすぐ横ではなく斜め前から体に沿わせる。顔の正面には置かない。マットレスと体のあいだに熱がこもるので、狙うのは首から背中にかけての面。
勉強机
机の端、子どもの利き手と反対側。ノートや教科書が飛ばない風量に落として、上半身に沿わせる。部屋全体の温度は下げないので、同じ部屋にいる家族の体感は変わらない。
後部座席
前席ヘッドレストの背面に専用マウントで固定し、チャイルドシートに座った子どもの胸の高さから風を送る。工具は不要で、取り付けは30秒ほど。床や座席に置くと走行中に動くので、固定して使う。
やらない置き方——部屋の反対側から当てる/顔の正面に直接向ける/不安定な場所に置く。この三つで「効かない」と感じるケースが大半を占める。
親が心配していることは、実際には二つある。暑いまま眠らせること。そして、冷たい風を当てすぎること。使い方の原則は単純だ。風は顔ではなく、体に沿わせる。斜め前から首・背中へ流し、正面から吹きつけない。風量は、髪が揺れる程度で足りる。就寝後しばらくして一度だけ、手足が冷えていないかを確認する。それで足りる。
ミストで、子ども部屋が「じめっとする」ことはないのか
日本の夏でこの製品に向けられる、いちばん筋のいい疑問だ。冷やす仕組みにミストを使う以上、湿気の話を避けることはできない。まず、ミストは必須ではない。タンクに水を入れなければ、本体は送風だけで動く。
寝具や衣類のすぐ真上に向けない。斜め前から体に沿わせる置き方であれば、布に直接ミストが乗り続けることはない。締め切った狭い部屋で長時間使う場合は、換気とあわせて使う。すでに湿度が高く、汗が乾かないと感じる日は、水を抜いて送風で使う。使い終わったらタンクの水は捨て、乾かす。
広告と同じものが届くのか
AOMIYAにできること、できないこと
売り場の担当者だった男性は、この項目を最初に書いてほしいと言った。「できないことを言わない人の勧めは、現場でもいちばん信用されません」。
比べるべきは「エアコンと同じ性能か」ではなく、その一か所に今いくら使っているか
エアコンとAOMIYAを性能で比べても、意味のある答えは出ない。役割が違うからだ。部屋全体の冷房が必要なら、部屋に見合ったエアコンを買うべきである。比較する相手は、その一か所のために今までやってきたことのほうだ。
——本日23:59までの特別価格
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- 冷却方式
- 気化冷却ミスト
- 消費電力
- エアコンの約1/200
- 電気代めやす
- 月およそ¥100(試算)
- 電源
- USB充電式(コードレス)
- サイズ
- 幅332×高さ107mm
- 設置
- 工事不要・賃貸OK
- 動作音
- 静音仕様・寝室OK
- 保証
- 90日間返金保証
読者からよく届く質問
エアコンの代わりになりますか?
扇風機とどう違うのですか?
どのくらいの距離で使うものですか?
寝ている子どものそばで使って大丈夫ですか?
ミストで部屋が湿りませんか?
6畳の子ども部屋なら、1台で足りますか?
お手入れは大変ではありませんか?
合わなかった場合、返品はできますか?
子ども部屋・ベッドサイドに設置。以前は夜中に2回は起きて汗を拭いていましたが、そこまで起こされなくなりました。朝の前髪が湿っていないのが一番わかりやすい変化です。部屋全体が冷えるわけではないので、エアコンは今も同じ設定でつけています。
下の子が寒がるので設定温度を下げられず、上の子だけが暑い、という状態が毎年でした。上の子のベッド脇に1台置いて、それが解決しました。エアコンの温度はいじっていません。
夏休みの午後、暑いと言ってリビングに移動してきてしまうのが悩みでした。机の端に置いてからは、部屋で続けられています。ただし机の反対側に置いたときは、正直あまり感じませんでした。近くに置かないと意味がないタイプだと思います。
保育園の送り迎えで、降ろすたびに背中が汗でびっしょりでした。後部座席に固定してから、着替えの回数が減りました。前の席はもともと冷えていたので、後ろだけの問題だったんだと思います。
お風呂上がりにまた汗をかくのが毎晩で、脱衣所に持って行って使っています。持ち運べるのが一番ありがたい。ただ水を入れっぱなしにはできないので、そこはひと手間です。
半信半疑でしたが、扇風機とは風の温度が違いました。子どもが自分から「つけて」と言うようになったのが答えだと思っています。
うちも「部屋は涼しいのに子どもだけ汗だく」でした。エアコンが悪いんじゃなくて、風が届いてない場所があるって考え方は、言われてみればそのとおり。
6畳用のエアコンはちゃんと入れてます。それでもベッドのところだけ暑いのは事実なので、この記事の言い分は分かる。全部エアコンのせいにしてないのが良かった。
近くに置かないと効かない、と正直に書いてあるのは逆に信用できました。買う前にそれが分かってるかどうかで満足度が変わると思う。
後部座席が盲点でした。前だけ冷えてて後ろは別、というのは毎日感じてたのに、そういうものだと思ってた。
設定温度を下げると下の子が寒がる、うちも全く同じです。一人だけ冷やせるならそのほうが揉めない。
下げても解決しなかった一か所に、今日ケリをつける。